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日本中で人気のiPhone、種類別で比べてみた③

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大きなモデルチェンジ!iPhone5

2012年9月12日に発表され、アメリカ、日本、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、シンガポール、香港の9地域で9月21日に、その他の国は28日に発売され、発売3日で500万台を販売しました。

最初の頃は一週間で100万台だったのに対して、3日で500万台なんてすごいと思いませんか!?

iPhone5は、スティーブ・ジョブズが亡くなった後にAppleが送り出す初めてのスマートフォンでした。

この年は、日本で初めて携帯電話の販売比率において、スマートフォンがフィーチャーフォンを追い越しました。

この年からスマホ普及率が上がってきたということですね。

iPhone5で初めてディスプレイサイズが変更され、今までの3.5インチから4.0インチになり、本体自体が縦方向に大きくなっています。

また、充電の挿し口にLightningコネクタを採用されたり、イヤホンジャックが上から下に移動したり、背面素材にアルミニウムを使用したりしています。

本体の薄さも7.6mmと今までよりも薄くなって小型軽量化され、iPhone4以来の大きなモデルチェンジです!

フロントカメラも30万画素から120万画素に上がりました。

一番大きな変更点としては、通信規格に新たに4GLTEが対応するようになった点です。

日本でも、販売同日からソフトバンクとauが4GLTEを開始しました。

内面では、AppleA6プロセッサーを搭載し、CPUとグラフィック性能がiPhone4Sと比べて処理能力が最大2倍も向上!

iOS6.0を搭載し、このOSからGoogleMapやYouTubeなどのGoogle製アプリケーションが削除され、アップル製の地図アプリに移行しました。

また、FacebookやTwitterとiOSとの連携も強化されています。

カラーバリエーションは今までと変わらずホワイトとブラックの2色です。

 

新色登場!iPhone5s&初の5色展開!iPhone5c

iPhone5s、iPhone5cともに、2013年9月10日にアップルのスペシャルイベントで発表され、9月20日に日本を含む11カ国で販売開始になりました。

初代iPhoneの発売以来、1年に1機種のペースで発表されていましたが、2013年には、初めて2種類の端末を発表!

日本では、この頃からドコモが販売に参入しました。

発売と同時にSIMフリーモデルも販売開始されましたが、ドコモ、au、ソフトバンク3社は、SIMフリー端末は発売しませんでした。

iPhone5sはiPhone5のマイナーバージョンアップしたもので、性能の向上がメインになっています。

CPUは、スマートフォンで世界初の、64bitで動作するAppleA7チップを搭載し、iPhone5と比べても、処理速度が最大2倍も向上。

さらにAppleA7とは別に、センサーが取得した情報をより効率よく処理する、モーション処理用のコプロセッサ「Apple M7」を搭載しました。

この、Apple M7により、加速度センサー・ジャイロセンサー・電子コンパスなどの処理がCPUから切り離され、CPUの負荷が軽減し、動きもサクサク、バッテリーの消費も改善されています。

カメラは、センサーとLEDフラッシュを強化し、さらに新機能として、ホームボタンに指紋認証機能の「Touch ID」が搭載されました。

カラーバリエーションは、前モデルのブラックから、アルミニウム部分がメタリックのスペースグレイに変更され、新色でゴールド、シルバーがラインナップとして登場。

美しいゴールドは、発売当初から大変人気が出て、入荷まで3ヶ月待ちということがあったほどです。

容量は従来通り16GB、32GB、64GBです。

iPhone5cは、iPhone5からそのままに、本体の素材をポリカーボネート製にし、iPhone5sの廉価版として、少し安い価格で販売されました。

「iPhoneが欲しいけど高いなぁ」とか、「そんなに高性能でなくてもいいのになぁ」と思っていた人には朗報でした。

素材上、傷に対して強く、丸みを帯びた形状のため、手にフィットします。

ホワイト、ピンク、イエロー、ブルー、グリーンのビビットな5色展開のカラーバリエーションで、若い世代に人気を集めました。

ストレージは日本では16GBと32GBの2種類のみが発売されましたが、2014年3月に、ヨーロッパ、オーストラリア、中国向けに8GBモデルも販売されました。

AppleA6を搭載しており、処理能力はiPhone5と変わっていません。

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