iPhone初心者必見!超分かりやすいiPhone用語説明集⑧
あなたのiPhoneが世界で1つしか持たない番号「IMEI」
IMEI(アイエムイーアイ)とは、「International Mobile Equipment Identity(インターナショナルモバイルイクイプメントアイデンティティ)」の略称で、「国際移動体装置識別番号」、「端末識別番号」という意味があります。
世界中の携帯電話から、今自分が使っている携帯電話を認識するための、本体自体に割り振られている数字15桁の番号です。
1台1台番号が違い本体自体に書き込まれているため、SIMカードを挿しかえても変わることはありません。
つまり、IMEIが他の人と同じになるということは絶対にあり得ないことで、自分が使っているIMEIは、世界に1つしかないということです。
IMEIで使っている人が特定できるため、海外では盗難防止の目的でも使用されます。
IMEIは、「製造番号」と同じ意味だと勘違いされがちですが、「製造番号」はメーカーが割り振っている番号のため、IMEIとは別物です。(中には一緒になっている場合もあります。)
携帯電話から「*♯06♯」をダイヤルすると画面に表示されます。
ネットショッピングするとき超便利!「Cookie」
Cookie(クッキー)とは、インターネットでサイトにアクセスした際に、そのサイトから送信されるユーザー情報のことです。Webブラウザ内に一時的に記録されます。
ユーザーの意思とは関係なく、自動的にユーザーのアカウントやパスワードなどの情報やそのサイトへの訪問回数などが保存され、Cookieを発行したサイトに再度アクセスすると、記録されていたCookieがサイトに再度送信されます。
例えば、ネットショッピングサイトを見ていて、一度インターネットを閉じたのに、次にそのネットショッピングサイトを開いたとき、再度アカウントやパスワードを入れなくても自動的にログインできたことはありませんか?
それは、Cookieがあるからなのです。
Cookieが自動的に送信されるため、ログインする際にアカウントやパスワードをいちいち入力しなくても良いのです。
使っている人のスマートフォンやパソコンに、一時的にデータを書き込んで保存させるという仕組みになっています。
Cookieは、そのwebサイトにアクセスしたユーザーが誰かというのを識別するために存在します。
もし、webサイトに自分の情報を残したくなかったり、iPhoneの動きが遅くなったときは、Cookieを消去するようにしましょう。
2回目のwebサイトの読み込みスピードが超速い!「キャッシュ」
キャッシュとは、Webサイトやアプリで開いた情報を一時的に保存しておく場所のことを言います。
本に例えると、付箋のような役割をします。
これを聞いて疑問が浮かぶのが、「Cookieとキャッシュの違い」だと思います。
Cookieとキャッシュは、効果は同じですが、微妙に違いがあるのです。
まずはここで紹介したキャッシュを説明しましょう。
例えば、ある写真や画像が付いたwebサイトを見ていて、一旦閉じたとします。
そして、一度開いたページに再度アクセスする際に、さっきは写真や画像の読み込みに時間がかかったのに、今回はすぐ開いた!という経験はありませんか?
それはキャッシュのおかげなのです。
キャッシュは、一度込み込んだ写真や画像、webページ自体の情報を、一時的にスマートフォンやパソコンに保存し、再度サイトへアクセスしたときにすぐに再読み込みする仕組みになっているため、ページの読み込みを速くすることができるのです。
アプリでも同じく、キャッシュは蓄積されていきます。
次にCookieですが、Cookieは、そのサイトを利用している人のアカウントやパスワードなどの個人情報や、サイトへの訪問回数などを保存し、サイトへ再送信します。
つまり、キャッシュはwebサイト自体の写真や画像、サイト情報を保存し、Cookieはwebサイトを利用した人の情報を保存するということになります。
キャッシュは、読み込みを速くするという利点がある反面、どんどん溜まっていくことで、動作がもったりと重くなってしまうことがあります。そんな時は削除した方がよいでしょう。