その症状、本当に故障?まずは自分で切り分けしてみよう!
iPhoneを普段通りに使っているのに、「最近電源がよく落ちる…」、「電池の減りが早くなった…」など、「最近調子が悪いなぁ…」と感じている人がiPhoneユーザーの中には少なからずいると思います。
そんなとき、大抵の人が「iPhoneの機械が故障している!」と思うでしょう。
しかし、その症状、本当に故障でしょうか?
実は、iPhoneに不具合が起こっている場合、単純に機械の故障ではない場合が多くあるのです!
iPhoneは、「電話ができるミニパソコン」と言われるほどの精密機械なので、不具合や故障が一度も起こらない可能性なんて、ほぼ無いに等しいのです。
しかし!調子が悪いからと言って、焦らなくても大丈夫ですよ!
まずは、本体自体が故障しているのか、それとも一時的な不具合なのか、自分で試して切り分けをしてみましょう。
ただし、自分で切り分けて、すぐに原因が分かり、改善されるのであれば良いのですが、しばらく様子を見なければいけない場合もあるため、故障か一時的な不具合かを切り分けるのに時間がかかることもあります。
ここでは、スマートフォンでよく起こる不具合の例と、その切り分け方法をご紹介しますので、調子が悪いと思っている人は是非一度試してみてくださいね!
気付いたら画面が真っ暗!電源が入らない…&よく落ちる…
<電池が極端にない、一時的な不具合で電源が入らない>
電源が入らない場合はいくつかの原因があります。まず、充電残量が充分にあるかどうかを確認しましょう。
充電残量がほとんどない場合は、電源を立ち上げるほどの充電残量すら残っていない状態です。
15分ほど充電してみて、その後電源が入れば異常ナシですよ!
しかし、中には、「昨夜から充電機に繋いだまま寝たから電池残量は満タンだ!」という方もいらっしゃるかもしれません。充電器に挿したのに充電されていない場合は、別ページの「充電器ちゃんと刺さってるよね?充電ができないんだけど…」を参照にしてください。
充電中のマークが出ていて、しばらく充電しても電源が入らない場合は、充電しながら強制リセットをしてみてください。
強制リセットというのは、データが全て消える強制初期化とは違い、iPhoneを強制的に再起動させる方法です。
強制リセットの方法は、iPhone7、iPhone7 Plusの場合、本体左側の音量ボタンの下と本体右上のスリープ/スリープ解除ボタンを同時に10秒以上押し続けます。
iPhone7、iPhone7 Plus以外のiPhoneの場合は、本体右上のスリープ/スリープ解除ボタンとホームボタンを同時に10秒以上押し続けてください。
すると、アップルマークが出てきて電源が再起動されます。
※iPhoneの状態によってはデータが一部、または全て消えるなど、データに影響を及ぼす場合があります。
これで通常時のホーム画面になれば、一時的な不具合と判断できます。
<ソフトウェアシステムの不具合で1日に何度も電源が落ちる>
また、「いつもは電源が立ち上がっている状態だけど、1日に何度も電源が落ちる…」という場合は、本体のソフトウェアシステムで不具合が起こっている可能性があるため、初期化を行う必要があります。
これらの操作を行い、端末が正常に立ち上がった場合はそのまま待ち受け画面になり、正常に動作するかを確認してください。
異常なければそのまま使って問題ないでしょう。
初期化を行うとデータが全て消えてしまいますが、ソフトウェアシステムで不具合が起こっている場合は、仕方のないことなのです…。
初期化が行えない、初期化後またすぐに電源が落ちてしまう場合は端末の故障の可能性がありますので、修理の相談が必要です。