日本で一番人気を誇るiPhone
「iPhone」という言葉は、世界中の誰もが一度は耳にしたことがある言葉なのではないでしょうか。
ご存知の人も多いでしょうが、iPhoneとは、かのスティーブ・ジョブズで有名なアップル社が、開発や製作、販売をしているスマートフォンの中の一種です。
2007年に初代iPhoneが発売されて以降、およそ1年ごとに新機種が発売されています。
現在、App Storeや、ドコモ・au・ソフトバンクなどのさまざまな携帯電話キャリアから発売されていますが、日本ではiPhoneの人気がとても高く、スマートフォン市場の約60％がiPhoneユーザーというデータもあるほど人気なのです！
現代では、スマートフォンなしでは生活できないという人も多いのではないでしょうか。
しかし、中には、『iPhoneっていう言葉は聞いたことがあるし、みんな「iPhoneは良い」って言うけど、私は使ってないから何が良いか分からない』という人もいるでしょう。
そこで、まずは簡単にiPhoneの魅力を紹介していきます。
iPhoneの特徴としては、
1.新しいiPhoneに買い替えても外観やアプリがあまり変わらず、一度使えば使い方がほぼ同じなので簡単。
2.データが一度にバックアップできるので、買い替えても全て復元できる。
3.セキュリティに強い。
4.有名なアプリが多い。
5.周りに使っている人が多いため、使い方を教えてもらえる。
6.アクセサリが豊富。
などが挙げられます。
分かる人は、少し興味が出てきたのではないでしょうか！？
しかし、「アプリって何！？バクアップって何！？」という人もいるかもしれませんので、後で詳しくiPhoneの機能やどんなことに役立つかを詳しく紹介していきますね！
iPhoneが誕生するまでのストーリー
「iPhone」といえば、誰もが思い浮かぶ人物が、「スティーブ・ジョブズ」なのではないでしょうか。
スティーブ・ジョブズという人は、アメリカ合衆国の事業家、資産家、作家、教育者で、アップル社の共同設立者の一人でもある、非常に有名な人物なのです！
スティーブ・ジョブズがiPhoneを発表するまでの経緯を簡単に説明していきましょう。
1976年に、スティーブ・ウォズニアックと共に、初期のホームコンピュータ「Apple Ⅰ」を開発し、その後、「Apple Ⅱ」を開発しました。
そして、1977年、アップルコンピュータを法人化し、会社を設立しました。
Apple Ⅱは、世界で初めて個人向けに販売されたため爆発的に売れ、非常に大きな利益をアップルにもたらしたのです。
その後、スティーブ・ジョブズはアップルを退職し、「NeXT」という会社を立ち上げ、ソフトウェアを開発し、そこでもまた成功していきました。
NeXTで開発したOSを、一旦退職したアップルに売り込み、その後、またアップルコンピュータに復帰したのです。
1998年にはiMacを市場に投入し、画面の後ろのスケルトン部分からうっすらと中身が見えるタイプのパソコンは、世界中で大ヒットしました。
そして2000年、アップルのCEOに正式に就任し、iTunesとiPodを武器に音楽事業に参入し、パソコンと同じく、音楽事業をアップル社の事業の柱にしました。
iPodは、大きさが非常に小さく、その小さな本体の中に数千曲、数万曲の音楽データを気軽に持ち歩くことができるため、非常に便利です。
スクロールホイールという真ん中にある大きな円状のリモコンを触って音楽を聴くというとても簡単な操作のため、世界中の多くの人々を魅了しました。
そして2007年1月9日、スティーブ・ジョブズはMacworld初日の基調講演で「iPhone」を発表し、アップルは携帯コンピュータ事業に見事復帰したのです！
iPhoneは、「スマートフォンと言えば！」という位置づけの製品となり、スティーブ・ジョブズが病気でCEOを辞任する2011年までに、携帯電話事業はアップルの総売上高の5割を占めるまでに成長しました。
スティーブ・ジョブズがいなかったら、iPhoneは生まれていなかったと言っても過言ではないのかもしれませんね。