iPhoneを快適に使うために覚えておきたい3つのコト
パスコードを忘れないで!忘れると大変なことに…
たまに、iPhoneのロック画面を解除しようとして、「あれっ…?パスコードなんだっけ…?」と忘れる人がいます。
普段、パスコードを入力して画面ロック解除をしている人はそんなことはほとんどないでしょうが、Touch IDの指紋認証でロック解除している人は、たまにこんな人を見かけます。
パスコードを忘れてしまい、何度も入力したときに6回連続間違って入力してしまうと、「iPhoneは使用できません。1分後にやり直してください」というメッセージが表示されます。
何度入力しても、どうしてもパスコードが一切思い出せない場合、iPhoneは、工場出荷時の状態に初期化しないとパスコードのリセットができない仕組みになっています。
そうなると、パスコードはリセットされますが、iPhoneの中に入っているデータも全て削除されてしまうのです!
常に最新の状態にバックアップをとってあれば良いのですが、最後にバックアップをとったのが何ヶ月も前だという人もいます。
この場合は、古いデータしか復元できません。
忘れないように、自分が覚えておけるようなパスコードにしておきましょう。
Apple IDとパスワードも忘れずに!必見!Apple IDとパスワードの復旧方法
普段iPhoneを使っている場合はApple IDが分からなくなっても「設定」から見ることができますが、調子が悪くて初期化をした後、Apple IDが思い出せないという人が多くいます。
iPhoneを使うにあたって、Apple IDは絶対に必要になるものですので、こちらもパスコードと同様、しっかりとわすれないようなもので設定しましょう。
Apple IDとそのパスワードは、本体の中で設定するパスコードとは違い、アップルのサーバー上で設定するため、思い出せない場合でも調べられる方法がありますので、覚えておくと良いですよ!
その場合の、Apple IDとパスワードの調べ方を紹介します。
< Apple ID の場合>
①心当たりのあるメールアドレスを思い出せる限り入力してサインインしてみてください。
②それでもログインできない場合は、Apple IDアカウント管理ページで調べてみましょう。
まず、パソコンやスマートフォンから、インターネットで「Apple IDアカウント管理ページ」と検索すると、Apple IDサポート公式ページが出てきますので、「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」を選択します。
「サインインできませんか?」というページが表示されたら、「Apple IDをお忘れですか?」を選択します。
名字、名前と、心当たりのあるApple IDを入力し、「次へ」をタップします。
「Apple IDが見つかりません」と表示された場合は、「もう一度試す」をタップして、心当たりのあるApple IDを全て入力してみます。
Apple IDが当たっている場合は、「Apple IDが見つかりました」という表示が出てきます。
④それでもApple IDが見つからない場合もあります。
その場合は、iTunesで調べてみましょう。
以前iTunes Storeで音楽や動画あどのコンテンツを購入したことがあるのであれば、購入した時点でのApple IDが表示されます。
※この場合、調べたいApple IDが、コンテンツを購入した後に変更したものであった場合は調べることはできません。
iTunesを開き、以前購入したコンテンツのいずれかを選択します。
「編集」→「情報を見る」→「ファイル」の順に選択します。
「購入者」の欄にそのコンテンツの購入時に使ったApple IDが表示されます。
このApple IDで間違いなければ、あとはパスワードを思い出すだけです!
⑤④を行っても分からない場合は、Apple IDの登録をする時点でメールアドレスの入力を間違っている場合が考えられます。
そのようなときは、Apple Careサービス&サポートラインに電話をして相談すれば、1文字違いのメールアドレスがないかどうか探してくれます。
最初からこの方法で行う方が早いかもしれませんね!
※本人確認をして、本人だと判断できた場合のみ探してくれます。
<パスワードの場合>
次に、Apple IDのパスワードを忘れてしまった場合ですが、Apple IDと同じように、Apple IDアカウント管理ページの「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」からパスワードをリセットできます。
ただし、Apple IDが分かる状態でないと意味がありませんよ!
①Apple IDを入力し、パスワードのリセット方法の「セキュリティ質問に答える」、「メールを受け取る」、「2ファクタ認証を使っている場合」、「2ステップ認証を使っている場合」の4つのうちいずれかを選択してから「続ける」を選択します。
・「セキュリティ質問に答える」にした場合、画面にApple ID作成時に決めたセキュリティ質問と答えを入力し、リセットします。
・「メールを受け取る」にした場合、Apple IDのメールアドレスか、修復用のメールアドレスにメールが届くため、メールの本文内の指示に従ってリセットします。
・「2ファクタ認証を使っている場合」にした場合、信頼できるiPhone、iPad、iPod touchから直接パスワードを変更することができます。
また、「iforgot.apple.com」にアクセスしてリセットすることもできます。
ただし、この方法が使えるのは、信頼できるiPhoneやiPadなどが手元にあり、その端末上でパスコードがオンになっている場合のみです。
・「2ステップ認証を使っている場合」にした場合は、信頼できるiPhone、iPadなどに、「復旧キー」という番号がSMSで届きます。
「iforgot.apple.com」にアクセスしてApple IDを入力した後にパスワードをリセットします。
アカウントやパスワードなどは、なんとか調べる方法があります。
しかし、これらの方法で、全ての人が正確にIDやパスワード、パスコードなどを知ることができない場合もあります。
万が一、Apple ID自体がどの方法でも全く分からなかった場合、新たにApple IDを作り直さなければなりません。
もし、その思い出せなかったApple IDのiCloud上にデータのバックアップがしてあった場合、データごと消えてしまうという恐ろしいことになってしまいます!
そのため、自分自身でしっかり管理しておくということが最も重要になりますよ!
常日頃からバックアップを取っておく!
iPhoneをバックアップする方法は、iCloud、iTunes、パソコン、iXpandなどがあります。
iPhoneが壊れたときだけでなく、失くしてしまったときや、間違えて消してしまったときなどに復元できるので、日頃からのバックアップをとるようにしましょう。
また、先述のように、Apple IDやパスワードを忘れてしまうという可能性も0ではありませんので、バックアップは、1つではなく、複数でとっておくと良いですよ。