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iPhone初心者必見!超分かりやすいiPhone用語説明集①

人間の脳みそのような役割をする「iOS」

OS(オーエス)とは、「オペレーションシステム」を省略したIT用語で、スマートフォンやパソコン全体を制御・管理する基本的なソフトウェアのことを言います。

つまり、人間で言うと、脳みそのようなイメージですね。

アップル社が提供しているOSは、iPhone、iPad、iPod touchに組み込まれるOSなので、「iOS」と呼びます。

電話やメール、インターネット、アプリケーションを使ったり、タッチパネルでの操作、音声認識、本体の動きや傾きなどを感知する加速度センサーなどが動作するのは、iOSというソフトウェアを使って、iPhone本体と人間の動きを繋げているからです。

「iOS」の後に数字が来るとOSのバージョンを示すことになり、数字が大きくなるにつれバージョンアップしていきます。

つまり、数字が大きいiOSほど優れているということなのです!

2008年までは、「OS X iPhone」という名前でしたが、2009年に「iPhone OS」という名前になり、その後2010年6月21日にリリースされたバージョン4.0から「iOS」という名称が使われるようになりました。

 

iPhoneの貯蔵庫の役割をする「ストレージ」

ストレージとは、元々、「貯蔵」や「保管」を意味します。

スマートフォンやパソコンなどのコンピュータの中身を主に構成するものの一つで、データを長期的に保存しておくことを目的とした補助的な記憶装置です。

ここでは、スマートフォンでのストレージの意味を説明しますね。

ストレージには、「内部ストレージ」と「外部ストレージ」の2種類があります。

内部ストレージとは、電話帳やアプリケーション、写真などが保存される場所で、スマートフォンの場合、「ROM」とも言います。

外部ストレージとは、内部ストレージの容量が足りなくなったときに外付けするハードディスクのことを言います。

例えば、カメラの写真が増えてきて、スマートフォンの容量(内部ストレージ)が足りなくなった場合に、保存できる場所を増やす役割をします。

Androidなどのスマートフォンでは主にmicroSDカードが使われますが、iPhoneの場合microSDカードが非対応のため、「iXpand」という外部メモリーを使うことがあります。

外部ストレージは、保存する容量を増やすだけでなく、万が一故障した際のデータのバックアップにも役立ちます。

iPhoneの中入っているデータが万が一消えたとしても、外部ストレージにデータをコピーして残しておけば、またデータを復活させることができるのです!

また、「オンライン・ストレージ」という、インターネット上でデータを保存することができるサービスもあります。「クラウドサービス」ともいいます。

容量や保存期間などの利用制限がある場合が多いです。

 

大切なデータを保存しておく重要な場所!「ROM」

ROM(ロム)とは、スマートフォンの中身にデータの保存ができる記憶領域のことを言います。

先述した「内部ストレージ」と同じ意味です。

例えると、本棚のようなイメージです。

本体が出荷された時点で既にiPhoneの基盤に内蔵されており、OSやプログラムの他に、写真やアプリケーションなどの使用する人のデータもここに保存されます。

ROMの数字が大きいと、それだけ写真やアプリケーションなどのデータがたくさん保存できるということになるので、たくさんデータを入れたい人は、「ROM」の数字を見ることがポイントですよ!

 

作業をするための机のような場所!「RAM」

RAM(ラム)とは、OSやアプリの起動または作業中に、一時的にデータを格納したり記憶したりする領域のことを言います。

分かりやすく例えると、作業をする台、机のようなイメージです。

写真などのユーザーデータはここには保存されません。

スマートフォンのOSがアプリケーションを動かすときに、アプリケーションをROMやSDカードなどから読み出して、RAMの上に展開して作業を開始するということになります。

例えると、調べ物をするときに、本棚(ROM、内部ストレージ、外部ストレージ)から本(データ)を出して、机(RAM)の上に広げて作業をするというイメージと言えば分かりやすいでしょうか?